目指せ"Another" バトル優勝!
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機械学習モデルが偏った予測値を出力する試合について個別に見てみます。 初心者プレイヤーからみた見解とSHAPで確認した要因が一致しているかを確認します。
テーブルデータでよく用いられているLightGBMを使います。学習用データで交差検証を用いると、約57%の正答率のモデルです。
モデルが高い確率で勝つor負けると予測したデータについて、SHAPで解釈してみます。 (ついでにプレイ時間200時間くらいの初心者の考察もつけます)
プレイ時間200時間くらいの初心者の見解ブキ種や射程に大きな差はないように見えます。しかし、Aチームにウデマエ、ランクが高いプレイヤーが多いことが少し勝敗に影響しそうな気もします。
SHAPによる予測要因の上位3件
チーム編成を変えてシミュレーションメインブキが重ならず、ランクとウデマエが近づくようにチームメンバを入れ替えて予測結果を算出してみます。
ウデマエ・ランクの偏りをなくすことで、勝敗を予測しにくいチーム編成にすることができました。
プレイ時間200時間くらいの初心者の見解Bチームにチャージャーが3人いるいわゆる編成事故と呼ばれるようなマッチングです。ナワバリバトルではブキ種が偏ることがあり、勝敗に影響することが多いように感じます。
今回のデータではチャージャーの勝率が低く算出されるので、チャージャーが多ければ多いほど負けやすいと予測されます。
モデルが高い確率で勝つor負けると予測したデータについて、初心者プレイヤーからみた見解とSHAPの予測要因がある程度噛み合っていることがわかりました。また、ブキ種やランク、ウデマエが偏ったチーム編成により不公平なマッチングが発生していると考えられます。